Virtual PC
Virtual PCとは Windows上で動作する デスクトップ仮想化ツールです
もともと有償販売されていたものを Microsoftが買収して無償化しました
Windows 7 に含まれています
今や Windows XPからの移行を促すための 旧環境併用ツールとなってますが
ここでは Virtual PC 2007 の使い勝手を簡単に紹介します
Virtual PC 2007
Windows Vista上で動作確認しました
CPU | Core2Quad Q9550s (4コア 4スレッド 2.83GHz) |
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メモリ | 16GB |
グラフィックカード | GIGABYTE GV-R485MC-1GH (RADEON HD4850 1G) |
HDD | 200GB (C:ドライブ), 500GB (E:ドライブ) |
Virtual PCは Microsoftのダウンロードページから取得できます
(2013年11月時点の確認) 今はもう Windows Virtual PC という名前になってますね
Windows Vistaで使えるか未確認です
ともかく Virtual PCを起動すると 図のような管理画面が出てきます
仮想マシンを複数登録したり 起動したりします
仮想マシンを追加してみます
古い Windows95のゲームができないか試したかったので
図のような名前になってます
結論からいえば Win9x系のDirectXに非対応でした
Windows Virtual PCでは少なくとも Windows 2000以降 DirectXが動作するようです
ターゲットとなる OSを指定してメモリなどのリソース割り当てを決めます
スペック設定は後からも変更可能です
Windows95以外の いろいろOSを試すことにしました
Linuxディストリビューションの Ubuntuです ISOイメージを使いましたが
物理CDROMを直接 仮想マシン上に認識させることもできます
Windows2000も問題なく動きました
10年前だと少なくとも PC上で PCを利用するのは現実的に厳しいかったですが
マシンスペックが向上した今 ゲーム以外の用途なら十分使えます
企業によっては 社員にWindows仮想環境を提供する例もあります
ちなみに Windows Virtual PCでは
ゲストWindowsのウィンドウを ホストWindows上で表示するような便利機能あります
(Windows XPからの環境以降を円滑にするために提供された仕組みと思われます)
検証で使った Core2Quadは CPUが準仮想化に対応していないので
Hyper-Vといった より効率の良い仮想化方式が使えません