2010年 年始からゲーム
4Gamer.netに熱く紹介されていたので プレイしたくなってしまった
紹介の記事はこれです
内容はいわゆる ロボット系アクション で自機(ロボット)を操って武器(ライフル バルカン パンチ ロケット など)を駆使して
ミッションをこなしていくというアクションゲームです
今回は実際にこのゲームをプレイしたキャプチャ画像を大量に紹介して
ゲームの魅力を伝えたいと思います
(ネタばれが一部含まれるかもしれない上に (相変わらず)画像の使用許可は取っておりません……)

パッケージはシンプル 5800円でした 願わくは 普及帯 3800円とかで打ってくれるとうれしいかも

「16bit風」であることアピールしている裏面
スーパーファミコン世代が ターゲットなのかも

説明書と CD-ROM(DVDではありません)
あと インストールですが WindowsXP以上 2GHz以上のCPU必須 が条件ですが
検証環境として Windows98でも動作しました CPUも 1GHzでもなんとか動くかも
(大体 16bit風のゲームに 2GHz CPU 必要ってところが変?)
検証環境
CPU |
Turion64 MT-37(2GHz) |
メモリ |
1GB |
グラフィック |
GeForce-6600GT |
サウンド |
SoundBlaster Live! Digital Audio2 |
コントローラ |
PSX/USB converter で PS1のコントローラ使用 |
OS |
Windows98SE + DirectX9c |
インストール画面もこんな感じでした
Windows98で動いたのは すごく有り難いです
(2010-02-11追記 : アップグレードパッチを当てると Win98SEで起動しなくなりました (ver1.06で確認))


ロボット系アクションの魅力
通常のアクションゲームとロボット系アクションを比較して何が違うのか
それは「マニアックさ」にあります
- 兵器(銃器 接近戦武装 シールドなどの防御装備) これらをコントローラ操作で随時切り替えます
- 兵装 レーダーに映る自軍敵軍の状況を把握して戦況に応じて戦い方を切り替える楽しさ
- 熱いメカデザイン 自機はもちろんのこと 敵機体 巨大戦艦に至るメカニック
- 熱いキャラクタ サブモニタにセリフ付きで映し出されるオペレータや味方パイロットやライバルとの会話がゲームを盛り上げます
したがって ゲームにおいては 射撃角度を固定する特殊ボタンや 兵器の切り替えボタンなど
特殊な操作が多くなり 一般的には「とっつきづらい」と思われがちになってしまうことが多いのですが
こういった特殊操作や 武器の特性を把握して使いこなせるようになるまでの
経緯といった部分もこれらゲームの魅力です
これまでに発売されたロボット系のアクションゲームには こんなのがあります

「ヴェイグス」 1988年に発売された PC-8801mkII-SR用のパソコンゲームです
大きめのロボットが動くというインパクトと 自機がパーツ単位で破損していくというリアリティが
当時話題となりました
これが ロボット系アクションの初期にあたるのではないでしょうか

「重装機兵 レイノス」 1990年に発売された メガドライブ用のアクションゲームです
2D系のロボットゲームはこの 16bit時代の名作で確立されてしまった感があります
通信モニタによる各キャラクタとの会話がゲームの魅力を引き立てています
ストーリーはガンダムに完全に影響を受けています

「重装機兵 ヴァルケン」 1992年に発売された スーパーファミコン用のアクションゲームです
メガドライブのレイノスの続編として発売され メカニックの動作や演出が強化されています
レイノスが得点により武装が追加されるのに対して
ヴァルケンはステージ中の施設を破壊して得られるパネルで武器が強化されていきます
PS用に ヴァルケン2というシミュレーションゲームが出ていますが アクションじゃないのでスキップ

「ガンハザード」 1996年発売で スクウェアから発売された珍しいアクションゲームです
フロントミッションシリーズの世界観でありながらなかなかのロボットアクションで個人的に名作でないかと思っています
SELECTボタンでパイロットが機体から降りるのが面白い

「ガングリフォン」 1996年に発売された セガサターン用のアクションゲームです
32bit時代からは 3Dがメイン
このゲームは操作は複雑ですが 機体を横に向けたまま前後に動けたり高度な動きがとれます
敵の出現パターンがパターン化されているので 最初は下手でも何度もチャレンジしてステージクリアを目指します
「ガングリフォン2」 も続編で同様に名作です
補給ヘリの着陸ポイントとか パターンを把握すれば効率的にクリアできるようになります
「ガングリフォンブレイズ」 PS2用の続編でこれもプレイしました
動きが滑らかになったのでよかったです スナイパービューを使って敵を狙撃したりできます
後半は 破壊力の大きい特殊兵器に頼らざるを得なくて どのタイミングで特殊兵器を使うかを計画立てる必要あります
武装は ステージ上にある施設を破壊して入手するシステムでした

「鉄騎」 2002年発売の Xbox用アクションゲーム
実はプレイしたことありません
アクションというより 操縦系統にゲーム性が重視されていて 相当マニアックだったようです
機装猟兵ガンハウンド 紹介

こういうドット画風は ファミコン世代にとって懐かしいものがあります
オプションの画面モード設定で 16:9を選ぶと 上下の字幕部分がカットできるようです

メインメニューはこんな感じ
上部のスコアは累積スコアとなっています ここを貯めることにより新武器が入手できます
つまり 何回もクリアすることが前提のゲームシステムです

PS〜USB変換コネクタで PSコントローラを使っていますが 難なく認識されました

各種ボタン割り当ても自由に変更できます
ダッシュボタンと決定ボタンが必ず同じボタンとなってしまうので注意です
こちらの環境では利便性のため ダッシュボタンを L2に割り当てたので
タイトルからのメニュー決定も L2ボタンとなっています

メニューの FACTORYから各種装備を選択できます
つまり全ミッションを通じて同じ装備でゲームを進めることになります
装備は 累積スコアに応じて追加されていくので最初は選択肢がありません
「装甲」とは 機体カラーの選択です 初期状態でも左右ボタンで何パターンか色を選べます

ガンハウンドには ショット系ボタン パンチ系ボタン と 押しっぱなしでサブウェポンに切り替わるボタン の組み合わせで
合計 4通りの武器が使用できます
ここ トレーニングステージで各武器を紹介します
これは 通常ショット武器で 初期配備されているガトリングガンです
実は威力もそこそこあるのでしばらく使えます

通常パンチ武器の 初期配備ハードブロウです
敵や弾にヒットすると連射が効きますが 基本威力が思ったより弱いので攻撃は射撃武器のほうがよいかも
むしろ 「弾を打ち消せる」という特性の方が重要で 盾として使うのが基本です
注意点として パンチすると強制的に射撃角度が真下に向いてしまうので
パンチ後 射撃で追撃するのが面倒です

サブショット武器の 初期配備ジャイアントライフルです 直進系の武器で威力もあります
固定砲台など この武器で1撃なので非常に重宝します
2射したあと一瞬装填の時間がありますが 装填時間も短めなので使い易いです
これもしばらく使いつづけることになります

サブパンチ武器の 初期配備ロケットランチャーです 4連射できる誘導ミサイルです
誘導式ですが急角度は制御できないため 基本的に斜め上に撃ってヘリコプターを撃墜する対空武器として使います
ちなみにこのゲーム弾切れはないようですので
ロケットランチャー4連射 → 装填時間中にジャイアントライフル2連射 → またロケットランチャー
で相当な弾幕が展開できます (壮快)

通常のジャンプに加え ジャンプボタンを押しっぱなしんすることで 追加上昇や ホバリングができます
バーニアの出力は弱めなので 下降しはじめたらバーニア出力で最上昇するとこまではとてもいきません
対空時間の延長ができるのと 着地衝撃(により機体が一瞬硬化するの)を防ぐのに使います

トレーニングステージでは実際に機体の各種動作を練習できます
途中 ジャンプが難しいところもありますが 本編ではそれほどシビアではないので
敵攻撃やシナリオ進行に集中できます

ガンハウンドの特徴として 「誘爆」があります
つまり 1機の敵を倒すとその近くにいる敵もダメージを受けます
写真では 手前の戦車を倒すと残りの戦車も全部爆発してくれます (便利)

パンチで 敵弾を破壊できます
このテクニックは重要です

ステージ1 「プラント強襲」
ひたすら進んで 敵を倒してゆくステージです

敵も弱いので慣れればノーミスでクリアできるようになります

途中の監視塔は 射撃角度少し上向きに変えて ジャイアントライフル2連射で 即倒せます
射撃角度をサクっと変えられるように操作が慣れるかどうかがポイントです

中ボスです 頭部に弾を当てる必要あります
エネルギー弾を 2射してくるので パンチで打ち消すのがコツです
パンチすると 射撃角が降りてしまうので注意ください

中間地点 味方がシャッターを破壊してくれます
(未確認ですが シャッターが降りる前に通過できるかもしれません)

敵ロボットの後ろに固定砲台が見えます
撃たれる前に破壊するのが理想です

ボスです 背中に積んでいるタンクにしか当たり判定はありません

同じくボスの攻撃 地面に沿って飛んでくるミサイルも意外と強敵です
ジャンプホバリング中に射撃角度を調整して ボスが突っ込んでくるのを迎え撃ちます

ステージ1クリア

ステージ2 「輸送船護衛」
輸送船の積荷が全て破壊されてもゲームオーバーなのでさらに注意が必要です

足元は水辺ですが 移動能力に変化はありません

こんな感じで 積荷が襲われます
ミサイルは動きがゆっくりででかいので ガトリングガンで簡単に迎撃できます

この後ろから迫ってくるヘビみたいなのがやっかいです
こいつは確実に積荷を破壊してしまうので 接触されるまえに破壊する必要があります
画面下にあるレーダーで前後から迫ってくる敵をチェックできるので活用しましょう

輸送船を見送った後は ボスとの対決
画面右端は地面になっていて ボスの体当たり攻撃も届かないのでとにかく右端に

右端にいても 誘導弾が迫ってきます

引きつけてジャンプもしくはパンチで回避しましょう
この直後 ボスの体当たり攻撃がきます

撃破
弱点は実は頭ではなく… これが分かれば即効撃破も可能です

ステージ3 「」
ステージ1と似た感じの構成です

まずは 住民救助のため 敵を撃破にいきます

この敵ヘリは放物線を描く弾を飛ばしてくる 面倒なヤツです
討ち漏らして 頭上を通過されたら さっと反転して対空砲が撃てるとスマートに倒せますが
操作に慣れる必要があります

この敵もやっかいで 巨大なエネルギー弾を溜め撃ちしてきます
敵の体力自体は弱めなのですぐ倒せるのですが
必須テクニックとして エネルギー弾が飛んできそうになったら
即座に反転して逃げて スクロール外に画面を移すと弾が消えます
このあたりも 8bit 16bit時代ならではのテクニックですね

ブリーフィングでは 人質救助後現場から退却ですが
お約束のごとく それでは終わらない

ステージ後半も 厳しくなってきます
この敵も強敵 放物線を描くエネルギー弾と 地面を這うミサイルを交互に撃ってきます
出現位置を覚えて 出現と同時に破壊するのが高得点の秘訣です

この敵もやっかいです ガトリングガンを散らばせてきたり 誘導ミサイルを放ってきます
とにかく攻撃が避けづらいので注意が必要です

ひたすら進みます
敵の配置パターンも覚えやすく 何周かするとノーミスクリアも可能になるでしょう

もうすぐ頂上

ここが問題の場面
頂上の救助ヘリは 回復アイテムを落としてくれるのですが
その後 左右からヘリの攻撃がきます
このヘリのやっかいなところは 1射目の爆撃が確実に救助ヘリにヒットする軌道で撃ってくることです
救助ヘリはやられると即ゲームオーバーになるので 最初ここで詰まってしまいました
ここの難関ですが
まず 左右から攻撃してくるヘリですが 2射目以降は 救助ヘリに当たらない のと
1射目の攻撃も ジャンプなしでパンチをタイミングよく撃てば救助ヘリに当たらず迎撃できる
ということが分かれば かなり対処ができるようになります

なんか マクロスっぽいボスですな
誘導系武器を連射してくるので ひたすら避けつつ攻撃するしかない

ステージ4 「ラボ襲撃」
敵基地突撃の任務です 前半 後半 があって 前半の体力消耗をいかに抑えるかがポイントです

突撃用のカプセルに乗り込んで敵基地に打ち込むという ステージ開始デモ
熱い展開だ

ステージ1ボスとの再会
時間が経つと 1回撤退してしまうので 敵弾をかわしつつ以下にダメージを与えるかが重要

撤退中は ミサイルが飛んでくる
これでダメージをくらっているようでは ノーミスクリアは難しい

ミサイルの直後は 弾を乱射してくる砲台が相手
弾道を見極めて 最小ダメージで撃破したい
ちなみに ボスが2度目に撤退した後のこの砲台の弾道は 激烈で避けようがないため
ゲームオーバ必至
ボスは 2度目の戦いで決着をつけるべし

ボスを倒しても 逃げおくれると降りてくるシャッターに挟まれて爆発
写真の状態では既にアウト
せっかく 体力半分以上残ってたのに

後半は 多少難易度が落ちるとはいえ 油断禁物
この電撃に触れると体力が一気に削られます 緻密なコントローラさばきが必要です

こういった敵は 1対ずつ落ち着いて対処できます
敵の弾が飛んできそうになったら スクロールアウトを駆使して退けましょう

これが 敵基地の施設
何も攻撃してこないうえに 破壊すると 3万点もらえる 全部壊すしかない

こういった団体さまも実は楽勝 誘爆させればいい

ステージ5 「」
巨大戦艦との戦い 難易度はステージ4よりは易しい気がします

戦艦の ニュートロンポリマー砲炸裂
落ち着いて動きまわれば 当たることはないはず
自機は射撃角度を調整しながら威力の高いサブ系武器を連射せよ

砲身を破壊した後は 巨大なエネルギー弾攻撃に切り替えてくる
スクロールアウトを駆使して攻撃をぶち込もう

戦艦の上半分は しょぼい砲台ばかりなので苦労はないはず

これも ニュートロンポリマー関係のパーツか
攻撃してこないので 余裕で撃破

このメインエンジン部分? を破壊すれば艦は沈む
左上のほうで隊長も頑張っている

誘導弾は スクロールアウトして消した後 ジャイアントライフルを叩き込むようにするとよいです

戦艦からの退避命令に従って避難
ところが隊長は戦艦の破壊にこだわって 艦に残ってしまい…
このあとはエンディングです
でも…
最後に
全ての武器をメニューに出現させるには とにかく得点を稼ぐ のみです
慣れてくれば 1クリア 30分程度でできるようになるので
「帰宅後に 1日 1クリア」といったルーチンを組むのもよいと思います
ナパーム や ライト級装備 といった追加装備を出現させるには
配布パッチによるバージョンアップが必須です