マルチコアCPU
「Windows98が動かない」という理由で マルチコアのCPUは見送っていましたが
WindowsXPを本格導入してもいいかと思い直して
静音性と能力の良さそうなマシンを組み立てることにしました
選んだパーツは以下のとおり
CPU | Core2Quad Q9550s | 37800円 |
---|---|---|
CPUファン | ZIPANG | 5180円 |
マザーボード | GIGABYTE P43-ES3G | 11000円 |
メモリ | KINGBOX DDR2-800 1G ×2 | 2680円 |
グラフィック | GIGABYTE GV-R485MC-1GH (RADEON HD4850 1G) | 21800円 |
HDD | SAMSUNG 低回転数 250GB | 5480円 |
HDD | SAMSUNG 低回転数 500GB | 5980円 |
W-LAN | BUFFALO WLI2-PCI-G54S | 既存流用 |
SCSI | TEKRAM DC-390F | 既存流用 |
ビデオキャプチャ | IODATA GV-MVP-RX2 | 既存流用 |
CPUは 最近発売されたばかりの Core2Quad の低消費電力版です
AMDの PhenomII が出たばかりでこちらも気にしてましたが
発熱対能力比では Core2シリーズの方が優れているようです
マザーボードは 秋葉原でみつけた P43-ES3G です
大きな特徴が PCIスロットが5本もある点で 既存の PCIビデオキャプチャなどを流用できます
グラフィックも ファンレスの内もっとも能力のよさそうな RADEON HD4850 を選択
RADEONを導入するのは初めての試みです
HDDは SAMSUNGの低回転HDDを発見したので購入 5400RPM 静音 低発熱を期待
写真
なんだかんだで 8万円くらいの出費になりました
自作マシンですが 最近はメーカー製マシンを買うのとあまり価格差がありません
パーツにこだわらなければ 逆にメーカー製の方が見た目とかもよさそうです
以下組み立てたときの写真を載せました
2.8GHz が 4コアもありながら TDP65Wがうたわれています
値段が高いので要注意です
ちなみに発熱を気にしなければ Corei7 を選択したほうが
値段対能力がよくなります (最下位モデル Corei7-920 でも Q9550より能力が高い)
静音製を重視した CPUファンです
20dBmを切っています その分でかいですが
ヒートパイプ技術が使われているようです
マザーボードは PCIスロットが5本もついてます
最近のでは(PCIは2〜3本しかないので)珍しい
あと プリンタポートが普通についてるのも購入のポイントでした
最近は USBに移行したのか プリンタポートも珍しいです
実はメモリの選択は手を抜いて 安物を買いました
DDR2-800とか書いてますが Vista上ではなぜか DDR2-400と認識されてます
後 BIOS設定で TURBOモードをONにすると メモリチェックでエラーが出まくります
Vistaが頻繁にフリーズします
(安物だからか)
Core2Quad Q9550s の表面写真
実は 低消費を表す s マークが直接記入されてないので
「本当に Q9550s なのか ただの Q9550 なのか見た目には分からん」状況です
(信じて使うしかない)
ちなみに s が入ると 1万円くらい値段が変わるので かなり大きな問題なのです
RADEON HD4850 ファンレス
2スロット分使った 放熱フィンは曲がりやすいので扱いに注意です
後 異様に発熱します CPUよりも熱いです明らかに
ケースファン(静音)を追加してファンの風が直接当たるようにしました(後述)
マザーボードに CPU + メモリ を組み込んだ直後の写真
CPUファンの大きさが際立ちます
メモリの追加が挿しにくい
あとケース電源とぶつからないかも注意する必要あります
グラフィックボードを挿して ケースにいれてみた直後です
後は PCIカードを挿すだけ
でかいCPUファンは実は CPU周辺にも風を送ってケース内排熱を促すすぐれものなので
この風を RADEONの放熱フィンに当てられたらいいなと思ったのですが
あいにく フィン側は CPUから遠い方向に向いてます
やはり 追加のファンが必要でした
追加で購入した静音ファンです 大きめ 12cmで 20dBmを切っています
ケースの側版に 強引に穴をあけネジ止めしました
絵の下の方にあるのは 穴を開けるために購入したキリとトンカチ代わりのスパナです
スチール版にネジ穴をあけるのはかなり大変です
騒音注意です
Windows Vistaでの CPU-Zによる表示結果です
C1E や EIST の省電力設定が入っているためか 2.0GHz と認識されています
省電力機構が動作していると喜ぶべき場面ですが なんとなく損した気分にもなります
昔の環境 Turion 2GHz + GeForce6600GT での 3DMARK06 の結果です
大抵のテストでは 「1FPS」しか出ません
Core2Quad環境での 3DMARK06 の結果です
10〜30FPSは出るようになりました
予備調査では 3D性能は 3倍ほどよくなる予想でしたが
3DMARKでは数値は顕著に反映されるようです
昔の環境 Turion 2GHz + GeForce6600GT でのテネベンチの結果です
既にゲームには支障ないレベル
Core2Quad環境での テネベンチ結果です
数値の上昇度合は 2倍未満となっています
テネレッツアのソフトウェアが マルチコア用に最適化されていないのが
影響していると思います